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企業のトップや執行役員などの経営人材を対象に1対1で行う「エグゼクティブ・コーチング(※1)」が、日本の企業でも数多く導入されるようになっています。

そこで、クライアントであるエグゼクティブ本人が効果を実感する項目について、調査を実施しました。

調査はコーチング研究所が世界のコーチへ提供しているコーチングの評価ウェブシステム「Coaching Skills Evaluation System(CSES)」(※2)を利用しました。

調査の結果、「効果がある」と回答したクライアントの割合が多かった上位5項目は、図1の通りでした。1位は「ビジョンの明確化」であり、93%のクライアントがその効果を実感しています。

コーチングでは、目標や将来のことについて考え、具体化するプロセスがあります。コーチング期間中に目指す目標の決定、さらにその目標が達成された先に何があるのかについて、コーチとクライアントは対話を重ねます。こうしたプロセスが、「ビジョンの明確化」を効果として実感することにつながると考えられます。

他に効果を実感する項目としては、2位「フィードバックの受容」85%、3位「自己認識の向上」83%、4位「組織目標の明確化」、5位「新しい方法への挑戦」と続く結果となりました。

(※1)「エグゼクティブ・コーチング」
(※2)「Coaching Skills Evaluation System」

調査概要

調査対象:
コーチ・エィがサービス提供する「エグゼクティブ・コーチング」を受けた107名
調査期間:
2013年1月~2014年10月
調査方法:
「エグゼクティブ・コーチング」の終了後、ウェブアンケートへ回答
調査内容:
Coaching Skills Evaluation System
コーチングの効果に関する21項目
5段階評価で「5.よくあてはまる」「4.あてはまる」を選んだエグゼクティブの割合