本調査レポートでは、調査の監修協力者であるDr. Ben Waberによる特別寄稿を掲載しています。 その中で同氏は、公開データからEXを企業横断で比較できるようになることについて、投資家が注目すべきなのは単なるEXスコアの高低ではないと述べています。企業の戦略が従業員にどのように伝わっているか、フィードバックやキャリア形成の仕組みが機能しているか、そして経営がそうした課題をどのように認識し、対応しているかを見ることが重要だとしています。
Welliba社は、行動科学、人を中心に据えたテクノロジー、高度なAI、厳格なデータプライバシー基準を組み合わせ、企業の人材・組織課題を支援するHRテクノロジー企業。数百万件にのぼる公開データを活用して、従業員が自社や職場をどのように捉えているかを可視化・分析。また、企業が従業員体験(Employee Experience)を理解・向上させ、人材の採用、オンボーディング、定着、育成を促進するとともに、より良い事業成果につなげるためのソリューションを提供している。これまでに、UNLEASH Startup Award 2024、HR Excellence Awards(2024年・2025年)など、複数の賞を受賞。2026年には、Fast Companyの「人事領域で最も革新的な企業」において第4位に選出されたほか、Lighthouse Tech AwardのCore HR/Workforce部門で「Best Innovative or Emerging Tech Solution」を受賞している。
研究メンバー
監修協力のDr. Ben Waberのほか、本調査は下記の研究メンバーで実施しました。
Dr. Jake Mealy(ジェイク・ミーリー)
データ分析と、データから意味のあるストーリーを導き出すことを専門とするデータアナリスト。バイオテクノロジー、営業、マーケティング、HRテクノロジー、People Analyticsなど、幅広い領域で経験を積んできた。Trinity College Dublinで博士号を取得し、IndeedおよびAnalytic Partnersではデータチームを率いた。Welliba在籍時には、Chief Data Solutions Officerとして、AIを活用したPeople Analyticsソリューションの開発を牽引し、そのテクノロジーを通じて、従業員体験が売上や株主総利回り(TSR)といった企業の業績指標とどのように関係しているのかを明らかにする分析に取り組んだ。
株式会社コーチ・エィ コーチング研究所 リサーチャー
入野正嗣、外村一志、椎根小稀
コーチング研究所について
株式会社コーチ・エィは、人と組織の可能性をひらくエグゼクティブ・コーチング・ファームです。 1997年の創業以来、組織変革やリーダーシップ開発を支援してきました。 コーチング研究所(Coaching Research Institute:CRI)は、その研究開発部門として2007年に設立されました。コーチ・エィが長年にわたり蓄積してきたコーチングの実践データと知見をもとに、リーダーシップや組織、人と人との関係性に関する調査・研究を行うとともに、コーチングの効果や機能に関する実証研究に取り組んでいます。さらに、大学・研究機関や国内外の研究者との連携を通じて知見の探究と発信を行い、その成果を組織変革支援やリーダー育成の実践に活かしています。