Coach A Co., Ltd

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2020年度新卒総合職エントリー開始 ENTRY中途採用募集中の職種

PROJECT STORIES

「現地人材」を主役に、
自律した組織づくりを支援する。

「現地人材」を主役に、
自律した強い組織づくりを
支援する。

PROLOGUE

世界のリーディングカンパニーを目指し、
自ら考え、行動するリーダーを育成するため、
コーチングを全世界に導入。

2015年秋、コーチ・エィ最大のグローバルプロジェクトが立ち上がった。プロジェクトの狙いは、大手企業グループの海外拠点を担うリーダーたちに世界同時にコーチングを導入し、現地主体の経営によるグループのグローバル力の底上げを図ること。プロジェクトに関わったメンバーたちがこれまでの軌跡を語った。

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PROJECT TEAM

リサーチャー古井 伸弥

コーチ松本 ウィリアム 正貴

プロジェクトリーダー西郷 真理子

プロジェクトオーナー
アカウントマネジャー 
栗本 渉

コーチアンジー・トン

ビジネス相関図

ビジネス相関図ビジネス相関図

STORY 01

拠点ごとに異なる流儀意識をどう
乗り越える
お客様企業とコーチ・エィが同様の壁にぶつかった。

海外進出と組織のグローバル化は、いまや企業成長に欠かせない要素のひとつになっている。グローバル競争が激化する中、現地リーダーの育成、組織力の強化は多くの企業にとって課題であり、文化、習慣の異なる人材がひとつの目標に向かいながら、いかに自律的に能力を発揮するかが問われる。

大手企業グループのC社もこうした課題を抱え、強い組織づくりを目指して、グローバルで人的競争力を高める取り組みを模索していた。10年以上にわたってC社のパートナーを務めてきた栗本 渉は、コーチングを海外の拠点に導入できないかと考えていた。

「日本の本社をはじめ、グループ全体をサポートさせていただいており、次はグローバルで何か提供したいと思っていました。まず、日本のヘッドに打診してみましたが、あまり良い反応をいただけなかったので、当社の米国、中国の拠点からC社の各拠点につないでもらいました。実際にC社のニューヨークと北京の拠点を訪ねてみると、いずれも現地人材の能力開発を求めていることがわかり、当社の米国、中国、日本が営業連携し、再度、C社に提案を行うことにしました。」

折しも、C社でも人事部を主管に「現地人材が輝く企業」を目指した施策を展開する動きがあり、その一環として、コーチングの全世界同時導入を検討してもらえる好機が訪れた。

「それまでのC社は、現地人材の育成はほぼ現地に任せきりだったこともあり、日本と各拠点の足並みがそろいませんでした。各拠点の受講者を現地に伝えると、現地のスタッフから人選が適切でないと不満の声が上がりました。さらに、現地拠点内でもコミュニケーションに課題があり、容易にスタートを切ることができませんでした。」

このプロジェクトはコーチ・エィにとっても過去最大のグローバル案件である。国内外にプロジェクトマネジャーをアサインし、グローバルのプロジェクトチームが発足した。

「私たちもそれぞれの拠点でやり方が異なっていたので、全世界統一の品質をお客様に提供するには、改めて体制を組み直す必要がありました。欧州、アジア、米州と時差もあったので、コミュニケーションをとることにも苦労しました。コーチ・エィの内部でも、お客様と同じような悩みを抱えることになりましたね。」

立ち上げ段階で様々な課題に直面した栗本は、西郷 真理子をプロジェクト全体のプロジェクトリーダーにアサインした。西郷は、外資系企業、日系グローバル企業の経験が豊富なエグゼクティブコーチで、ちょうど育児休暇から復帰したばかりだった。

「世界各地のプロマネやコーチをまとめ、リサーチャーとタッグを組みながらプロジェクトを進めていけるのは彼女しかいないと確信していました。この案件そのものが私たちコーチ・エィの大きな挑戦であり、私はメンバー皆に数々の困難を乗り越えて、このプロジェクトを必ず成功させたいという思いを伝えました。」

STORY 02

プロジェクトマネジャーがコーチが
お客様との複数の糸をつなぐことでプロジェクトが前進。

C社側のプロジェクトオーナーである人事部長は、海外のリーダー育成プロジェクトがキックオフしたことを早くグループに伝えたいと主張した。

「私も同感でした。とにかくコーチングをはじめれば、今は懐疑的な現地拠点の方も必ず考えを変えてくれるはずだと。コーチングの力を信じていました。」

両社のプロジェクトオーナーの合意によりプロジェクトはスタート。西郷は、キックオフのファシリテーションをやり遂げた後、各大陸のトップと定期的に面談を実施し、クライアントの期待、今後へのリクエストを伺いながら丁寧にプロジェクトを進めていった。米国、タイ、中国、香港などのメンバーと連携を進め、世界同時コーチングがスタートした。

「栗本に呼ばれた時はまったく先が見えませんでした。拠点の組織風土変革に取り組む際に、次世代を担うリーダー12名の多くが『本当にこんなことやって意味があるのか?』と懐疑的な姿勢を示し、どうなることかと。結局、コーチングが進んでいくと、3ヶ月後には、『自分の人生にとって意味があった』、『今まで何度言っても変化しなかった部下の行動が変わった』などの報告がたくさん上がってきました。それが最初に嬉しいと思った瞬間です。これならいける、と思いました。」

西郷がチームに加わってプロジェクトが前に動き出した時、栗本は胸をなでおろしたと言う。

「彼女が世界各地にいるコーチとつながっている、そのコミュニケーションのベースがなければ、プロジェクトの進行は不可能でした。そして、コーチは皆、それぞれのクライアントにコミットし、つながっている。一本だけではない、複数の信頼関係の糸がないとこのようなグローバル案件は動きません。このメンバーだからこそここまで前進できた、と実感しましたね。」

コーチがコーチングを進める一方で、リサーチャーもコーチ・エィのコーチングの価値を支える上で欠かせない存在だ。コーチングの成果をいち早く調査し、クライアントに示しながら、さらなるアクションへと導く役割を担う。リサーチャーとしてC社グループの案件のほとんどを担当していた古井 伸弥は、今回のプロジェクトの成果に誰よりも早く気づいた。

「想定を超えていたのはコーチングの波及効果です。コーチングを受けた周囲の人をステークホルダーと呼び、すぐ下の部下を子の階層、その下を孫の階層としていますが、このプロジェクトは、C社の他のプロジェクトと比べて、子の階層だけでなく、孫の階層のステークホルダーに与える影響が非常に大きかった。これは投資対効果という観点でも大きな成果と言えるでしょう。

第1期の最後に行ったアンケートでも、このプロジェクトはどうだったか、という問いに対し、ステークホルダーのほとんどがものすごい量の回答を書いていて、成果を認めている内容がほとんどでした。」

プロジェクトの総括として、C社とコーチ・エィのメンバーを集めて東京の本社で行ったラップアップでは、参加者がそれぞれにプロジェクトの成果を話した。ファシリテートした西郷はこう振り返る。

「皆さんが起した変化や成し遂げたこと、チャレンジしたことや工夫したこと、様々な話を生で聞くことができました。現地のリーダーたちが新しい成功体験を手に入れたことで、自分たちこそ、グローバル経営の担い手だと自覚されたことがよくわかりました。」

STORY 03

もう一つの大きな果実は
アンジーとウィリアムの成長
コーチ・エィの未来をひらく担い手。

コーチ・エィにおけるプロジェクトの成功とは、双方向の成果の存在を意味している。お客様が何かを得たと同時に、プロジェクトメンバーもそれぞれの成長を獲得できるからだ。

栗本は、プロジェクトに参画したと二人の若いコーチを前に、その二重の成果を噛みしめている。

「プロジェクトを走らせる過程で、西郷さんがどうしてもやりたかったもうひとつのことに、アンジーとウィリアムの育成がありました。この案件はお客様だけでなく、コーチ・エィにとっても挑戦であり、若いメンバーと共に乗り越えるということは即ち、彼らに成長をもたらすと考えたからです。」

2017年からプロジェクトメンバーに加わったウィリアムは、抜擢の喜びを語っている。

「入社してまもなく、このような大型案件に抜擢され、とても誇りに感じました。しかし、それ以上にラップアップの時に、C社の皆さんが、今回のプロジェクトで組織の末端までコーチングが根づいたと満足げに語る姿を見て、コーチ・エィのコーチングの実力を垣間見た気がしました。

栗本さんも西郷さんも走りながら考える人で、走る速度も速いし、考える速度も非常に速いです。私はすごいチームに入ってしまったなと思いました。」

ウィリアムよりも1年半早く入社し、プロジェクトメンバーとして欧州の拠点リーダーのコーチングに携わったアンジーは、英語のコーチングを初めて体験したという。

「入社当初からグローバルで活躍するリーダーを支援してきたいと思っていたので、夢が叶った思いでした。コーチ・エィは、社員の90%以上がコーチで、周りに様々なキャリアのコーチがいるので、新人の私たちもクライアントを担当しながら実際のコーチングを通して成長していくことができます。お客様と一緒に探索し、発見していく、コーチングの基本を今回のプロジェクトで学ぶことができました。」

プロジェクトリーダーとして若手の成長を目の当たりにした西郷は、二人はグローバル案件に欠かせないメンバーだと確信している。

「アンジーは私がメンバーに選びました。欧州のリーダーを受けもってもらったので、どうやってコーチングを行っていくかを一緒に考え、彼女のコーチングの録音を聞いてアドバイスしたこともありましたね。プロジェクトが2期目に入った時には、私に代わって、アンジーがファシリテーションしてくれたのが非常に心強かったです。プロジェクトオーナーの栗本さんは、いつも未知の案件を立ち上げる人です。面白そうだけど、誰もやり方がわからない、でもなぜか、栗本さんのプロジェクトは最後には上手くいくのです。走りながらやり方を考える私たちに、ついてきてくれるアンジーとウィリアムにはいつも頼もしさを感じます。」

プロジェクトを通じた自らの成長を実感しているアンジーもこう続ける。

「私も見えないものに突っ込んでいくことが大好きなタイプです。栗本さんと接していると不可能が可能になると感じさせてくれる、とてもワクワクする人です。」

コーチ・エィはこの案件によって、グローバル展開を強化していくスタートラインに立つことができたと栗本は語る。今回、蓄えた力をもって、より大きな挑戦に向かっていく。

「大事なのは、想いです。長いプロジェクトになりましたが、絶対に成功させようという想いがずっとあふれていて、それによってメンバーがつながっていることを実感できました。成功の最大の要因は一つの想いのもとに皆がつながっていることだったと思います。」

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