Think Together

人と組織の可能性を開く

What’s Think Together

Think together.
共通の問いに対して、
それぞれが異なる意見をもち込んでやりとりする。
すると、二人の脳が反応し合い、
対話する前の考えが書き換えられ、
新しい概念や考えが生まれる。
それがThink together.

「真の改革を目指す人と組織の伴走者。」

組織の現状を把握しながら、
変化を起こし、次なるステージへ進む。
そのプロセスにおいて、
コーチはエグゼクティブと伴走し続ける。

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エグゼクティブ・コーチングとは?

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コーチは、質問のプロ。
何か教えるのではない。
質問する。

柴田 

粟津さんの今の仕事はどういうものですか?

粟津 

僕の仕事はまず、エグゼクティブコーチです。企業の社長様に対してコーチングを行い、常時15から20名くらいの方を受けもっています。それ以外は営業、自分の抱えるユニットのマネジメント、そして、取締役として経営の一角を担っています。

柴田 

エグゼクティブ・コーチングに携わったきっかけは何ですか?

粟津 

エグゼクティブ・コーチングは、経営者に対してコーチしていきますが、何かを教えるのではなく、質問していく、それによって組織を変えていく。それがわかった時にぜひこれをやりたいと思いました。もう14、5年前になりますが。

柴田 

組織に対して何かをしていくという点に魅力を感じたのですか?

粟津 

そうですね。企業のトップに対して行うコーチが組織に影響を与える、そこが面白いと思いました。現在、世の中で行われているコーチングの大半は組織を変えるというより、個人の行動変容をもたらすものです。
しかし、僕はエグゼクティブ・コーチングとは組織を変えるものだという認識で入社しました。実際には、当時、コーチ・エィで行っていたのは集合研修で、コーチするというより、コーチングを教えることが目的でした。現在は、エグゼクティブ・コーチングがメインの会社になって、やりたいと思った仕事が今まさにできている、というところです。

柴田 

集合研修の経験は、今の粟津さんのコーチングにいかされていますか?

粟津 

集合研修は、コーチングの技術を組織の中で使えるようにする目的で行っていました。これは、コーチングというものが組織で使われるのだ、というイメージを広めることには役立ったと思います。しかし、最も役立ったのは、集合研修だけでは私たちの理想とする組織変革を成し遂げるのは難しいということが身をもってわかったことです。

柴田 

では、エグゼクティブ・コーチングが組織に与える効果とは何だと思いますか?

粟津 

エグゼクティブ・コーチングを行っていくと必ず業績向上につながると思いますし、僕自身、常にそこに向けて行っています。とはいえ、残念ながら、業績というのは内部要因だけでなく外部要因にも左右されますし、業界、業種によっても外部要因の影響の大きさが異なっています。また、評価する期間をどう見るかも難しく、コーチングが業績に与えた影響はこれだとはっきりと示せないのが現状です。お客様からのフィードバックでは、業績に良い影響があると皆さんにいっていただいていますが。一方で、私たちは、エグゼクティブ・コーチングの業績への影響を示していく努力を続けていくべきです。そのために、コーチ・エィではコーチングの研究に力を入れています。今後もリサーチャーをもっと増やして研究を加速していきたいと思っています。

柴田 

では、エグゼクティブはなぜコーチを必要とするのですか?

粟津 

ここ数年で急速にエグゼクティブ・コーチングの需要が高まっています。お客様の口コミによって導入したい、某社の社長が興味をもっていると他社からの紹介があったり、興味をおもちの方がすごく増えていると実感します。多くの経営者の方が、これまで自分が経験してきたことの中に、未来に対する解がないと感じているのではないかと思います。私たちは、新しい事業を始めたい、新しい拠点をつくれないか、そのような意思決定のプロセスで、無意識に過去はどうしたのかを探ります。昔これで失敗した、成功したということによりどころを求める機会が度々あるのです。しかし、現代のように世の中の不確実性が高まり、変化のスピードが速くなると、過去の経験がそのままいかせない場面が増えたのだと思います。いったい誰が正しい解をもっているのか、周囲の人や組織の部下に聞いても出てこないとなると自分で考えるしかありません。考えるということは、自分に問いを投げかけることです。しかし、自分で思いつく質問には偏りがあります。自分の質問のレパートリーでは、どんなに考えてもそこからは脱出できない、そういう時には新しい質問が必要です。社内のさまざまな部署、たくさんの社員に会って話していけば、新たな質問が手に入ることがありますが、非常に時間と手間がかかります。私たちコーチは、質問のプロとして存在していて、プロを使うことで時間を買うこと。つまり、経営者が迅速に新しい視点を得るために私たちを雇うのです。現代は、多くの経営者が自分たちの思考の枠から出たがっているのではないでしょうか。

柴田 

粟津さんは、エグゼクティブ・コーチングを通じて企業や社会にどのようなバリューを提供しているのでしょうか。

粟津 

私たちコーチは、何かを教えたり、これが正解だと伝えるのではなく、質問をしていくという方法をとっています。質問をすることによって、その人が自分でそれまで思っていたことと違った視点をもってもらう、つまり、その人の質問のレパートリーとは異なる質問をコーチがしていくのです。このような他の人から問いかけられるというプロセスによって、自分の思考が変わり、新たな解を見つけて、組織を動かし、目標達成に導くのです。質問するというのはかなりシンプルな行為で、言葉さえ話せれば子どもでもできます。いわゆるたくさんの経験を積んでいる人、年長の人、権威のある人が多くを知っていて、それを人に教え、教える人が偉い人…、そうではなくて、誰でも互いに質問し、話すことで、互いの視点を取り入れることができ、皆でそれをすることによって社会をどんどん進化させる、そんなことが起こりうるのです。それを多くの人に知っていただきたいですね。今、私たちはそのスタートラインに立っていますが、このことを世の中に伝えていくことはとても価値があると思います。

CONTENT02

コーチ・エィが大事にする
「Think together」とは?

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共通の問いに対し、
それぞれが異なる意見を
もち込んで、やりとりする
それによって新しい概念や考えが生まれる

柴田 

コーチ・エィはThink togetherという言葉を掲げていますが、この言葉は粟津さんにとってどういう意味をもちますか?

粟津 

柴田さんはどうですか?(笑)

柴田 

そうですね。これからますますAIのようなテクノロジーが進歩することによって、自分自身で考えたり、人同士が一緒に考えたりといった機会が減ってくる可能性があると思うのです。そうなった時に、一緒に同じ目的に向かっている人同士で、同じ土俵で考えるというプロセスをあえて作ることがとても大事になるのではないか。組織の中にThink togetherを生み出すことができる、それがコーチ・エィならではのバリューだと思います。

粟津 

一緒に考えるって、どういう意味かな。

柴田 

いろいろありますね。一緒に考えているように見えて、実は一方の人が話して終わってしまう場面もよくありますが、そうではなく、お互いが双方向に意見を出し合って、良い議論をしていくことだと思います。

粟津 

僕も、「一緒に考える」にはいろいろあると思っていて、自分の中でこれだと決まったものはなく、つねに書き換えらえています。一緒にいて話せばThink togetherなのではなく、それとは次元が違うことをイメージしています。
Think togetherが成り立つ要件みたいなものを考えると、たとえば、「これからのリーダーとはどういう人か」という共通の問いがあって、それについて話をしていく、つまり要件の一つめは「共通の問いがある」こと。そして、もう一つは「対話になっている」。対話という字には対立の対がありますが、必ず互いに異なる意見が出ていることが重要です。共通の問いに対して、それぞれが異なる意見をもち込んでやりとりする、この二つが整うと、最終的に二人が一緒に話す前の考え方が少し書き換えられて、新しい概念や考えが生まれる、それこそがThink togetherだと思います。

柴田 

コーチ・エィでは、よく対話が大事と言いますし、お客様にも言いますが、対話と会話、また、議論とはいったい何が違うのか、対話にはどういう価値があるのか、僕自身、以前から気になっていました。粟津さんの話を聞いて、対話の対という字に一つの鍵があるとわかりました。

粟津 

ひとつ聞いてみたいのですが、僕は十数年エグゼクティブコーチをしていて、柴田さんは去年入ってきたばかりです。年齢もすごく違います。こういう場合、上下関係や年齢に対して感じるものがあって、一つめの「共通の問いがある」はいいにしても、相手と異なる意見を言うところはどうでしょう。互いの違いを超えてできるものだと思いますか?

柴田 

結論からいうとできると思います。もちろん、それにも条件がありますが、コーチ・エィにはそれができる環境があると私は思っています。立場が上の方でもちゃんと話を聞いてくれて、促してくれるし、言ったことをつぶされるということもありませんから、対話になりやすいと思います。若手が意見を言ったところで、いやいやまったく通じませんでした、となるとだんだん言わなくなると思いますが。粟津さんは、Think togetherをコーチ・エィが大事にするのはなぜだと思いますか?

粟津 

これが面白いからだと思います。コーチ・エィでは、人がいろいろな意見を言って、それ面白いね、こんなことができるね、という場面がたくさんあって面白いですよね。面白くて、なおかつ有効だと思うから、Think togetherを大事にしているし、多くの人に伝えたいのだと思います。

柴田 

では、Think togetherを行うことで、お客様あるいは社内にどんな価値をもたらしますか?

粟津 

私たちがお客様にThink togetherの概念を使うことで、お客様がこれを手にすると、お客様が業績向上に向かっていくことが可能になります。また、社内のメンバーの間で積極的にThink togetherしていくことにより、お客様へのサービスの品質が上がったり、その品質を届けるスピードが速まったりといった価値が生まれると思います。

柴田 

粟津さんは、どのようにThink togetherをつくり出していますか?

粟津 

僕が一番意識しているのは、共通の問いになる質問は面白い方がいいということです。皆が、面白いよね、それについて考えたいよね、となれば意見も出やすいので、まず面白い質問を考えて投げることが僕の役割だと思っています。

柴田 

粟津さんにとって面白い質問とはどういうものですか?

粟津

一つは、その質問について考えてみたくなる、そして、その質問を考えることで気づきがある、その二つが満たされているものです。それを目指していますけど、いつもそれができるかというとまた別で、いまいちだったなとか、これはいけたなとか。そうやって考えていることが好きなんです。

柴田 

好きなんですか。

粟津

そうです。質問を考えることそのものが好きです。

CONTENT03

コーチ・エィの目指すものとは?

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科学技術がどんなに進んでも、
人間がいる限り、人の存在の
可能性を開くことにビジネスが存在する

粟津 

柴田さんは入社2年目ですが、今後どういう会社になっていけば良いと思いますか?

柴田 

一番は、世界一のコーチング・ファームにしたいです。最先端のコーチングノウハウが自動的に集まってくる、そんな会社にしたいと思います。近い将来でいえば、今よりも短期間で効率よくエグゼクティブコーチとしての知識や技術を身につけることができるフォームやインフラを新卒採用の社員に提供できるようにしいたいです。今後、コーチという仕事はますます社会的に必要とされるので、学生の皆さんがコーチを当たり前の職業として選択し、来てもらえるような会社にしていきたいと思っています。

粟津 

あと何年くらいこの会社で働くつもりですか?(笑)

柴田 

今は、とにかくエグゼクティブコーチになりたいのですが、いつまでに?と問われて、30歳くらいと答えていたら、何で30なの?と言われまして。それでたしかに30歳じゃなくてもできるかもしれないと可能性が広がりました。エグゼクティブ・コーチングという自分の目標をなるべく早く達成したら、それが実現した先に、次のやりたいことが見つかるだろうと。おこがましいですが、これから入ってくる新卒社員にとって、自分が一つの目標としてもらえるようになりたいです。ですから、自分の目標が実現するまでは確実に会社にいたいと思います。

粟津 

実現したらいなくなるのですか?(笑)

柴田 

そんなことはないです。まず、後輩育成という観点で話しましたが、コーチ・エィがバリューとしていることが、自分がやりたいことと最もマッチしていると思って入社したので、コーチングを一つの大切な手段として続けながら、自分のやりたいことをもっとブラッシュアップし、増やしていけると思います。

粟津 

柴田さんが30歳より前にエグゼクティブコーチになるというのは可能だと思います。僕は今年50歳になりましたが、柴田さんは50歳の時にどんな自分になっていたいですか?

柴田 

僕今ちょうど25なので倍ですね。その時に世の中がどうなっているのか、正直わからないですし、リーダーに求められるものも時代に応じて変わっていると思いますが、僕はずっとその時代のリーダーと呼ばれる人たちをサポートしていたいです。あとはコーチ・エィが1000人以上の企業になっているはずなので、会社のサポートもしていきたいですね。

粟津 

コーチ・エィの未来への可能性をどう見ていますか?

柴田 

先ほど言ったように、コーチングはこれからますます必要になると思うので、それをピュアに提供するコーチ・エィには将来性があると思っています。

粟津 

25年後にコーチングをやっていると思いますか?

柴田 

それはどうでしょうか。もしかしたら、今とは別の手段、別の形態になっている可能性はありますが、この会社が実現したいこと、コーチングを通して提供している価値は残ると思います。世の中にご機嫌なビジネスパーソンを増やす、という提供価値は将来も続くでしょう。

粟津 

コーチ・エィの母体であるコーチ・トゥエンティワンから「人の可能性を開く」という価値は続いていて、僕もそれは変わらないのではないかと思います。科学技術がどんなに進んでも、人間というものがいる限り、人の存在の可能性を開くことにビジネスが存在すると思うし、そうであればいいと思います。

柴田 

粟津さんにとって人の可能性を開くって、どういう意味ですか?

粟津 

それを考える前に、人間がどんな存在かがあります。人間が他の生物がもたない文化を発展させることができたのは、協力できたからではないか、と思います。人と人が一緒に農耕を行う、一緒に建物を建てる、一緒に動物を追いかけて仕留める、こういったことができるようになった背景にコミュニケーションがあります。より複雑な人間同士のコミュニケーションと高度な協力の確立に成功してきたことが今の私たちの世の中を作っていると思うのです。
今後も人類は発展の過程でさらに高度な協力ができるようになるでしょう。協力のレベルが上がるということは、互いの可能性を開くことにつながります。この話を近い視野で見ると、ダイバーシティも同様です。まったく違った環境で育ち、まったく価値観が異る人同士が協力する、これも人類全体の発展につながると思います。これからは対面でなく遠隔で話すことが普通にできるでしょうし、さまざまな手段が想定できますが、テクノロジーを使って、より多くの人の協力をひきつける、全く違う価値観をもつ人をより短期間で教育するなど、あらゆることが実現できるでしょう。それが人類全体を進化させていくのかと思います。
このような、人の可能性を開いていく流れの中に、コーチ・エィはビジネスを置いています。現在は、たまたまコーチングという名を付けていますが、このビジネスはなくならないし、この会社は将来も続いていくでしょう。

柴田 

粟津さんは、コーチ・エィの未来像をどのように描いていますか?

粟津 

私たちはコーチングというサービスをビジネスとして提供し、収益を上げていますが、私たちに限らず、誰かに高い価値を提供したら、その対価はもらえますよね。今のところ、コーチ・エィのお客様は法人、企業のお客様ですが、人と人とが複数集まってできるのが組織とすると、その組織に認められる価値を提供し、お客様の役に立ち続ければビジネスはずっと続きます。
人の役に立てるって嬉しいじゃないですか。協力というものがあるから、私たちの世の中は発展してきたし、今、この仕事を通して皆さんに喜んでもらえることは自然に嬉しいと感じられます。そして、こういうことをやりたいと考える人が潜在的にはたくさんいると思います。これからもこの会社にたくさんの人が集まってきて、お客様に大きな価値が提供できるのではないかと思います。

柴田 

私も、人のためになる仕事がしたいと思ってコーチ・エィを志望しました。物を介して人に価値を提供するよりも、自分自身が価値を提供することに興味があり、コンサルティングなども検討しましたが、それよりもっと人の根源的なところに関われるコーチングに魅力を感じたのです。

粟津 

同感ですね。僕もこの会社に入らなければ、気づかなかったこと、考えなかったことがふんだんにあります。それは結構、面白いもので、コーチ・エィでの体験を通じて、自分自身の可能性がすごく開かれました。そして、僕だけではなく、可能性が開かれた人たちがここに集まって、皆でお客様の可能性を開いていく仕事をしている。それでビジネスが成り立つということはもしかしたらすごいことなのかもしれません。

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最先端のコーチングノウハウが
自動的に集まってくる
世界一のコーチング・
ファーム、
コーチ・エィをそんな会社にしたい。

柴田 仁臣

現代の多くの経営者が
自分たちの思考の枠から
出たがっているのではないか。
だからこそ、
私たちコーチが必要とされる。

粟津 恭一郎