コーポレート・コーチング・シンポジウム2009
講演
「次世代リーダーを開発する組織とは」
~Developing the Next Generation of Leaders~
コーチ・エィ 代表取締役会長 伊藤守
多くの企業が重要課題に掲げる「次世代リーダーの育成」。伊藤はまず、「リーダーに必要な役割は、部下をコーチすることでその内側の意識にアプローチし、主体的に動く意識を創出すること」とし、さらに、組織の目標達成率とコミュニケーションには関係性があることを示唆。組織内のコミュニケーションの実態に関するリサーチ結果から導いた、「優秀なリーダーに特有のコミュニケーションのあり方」などを紹介した。
■主体的に動く人材育成が組織を成長させる
伊藤は冒頭、組織が「成長モード」を維持するには、リーダーが部下に対してコーチングによるアプローチをとり、主体的に動く意識を芽生えさせることが重要、と唱えました。
また、コーチング研究所のリサーチから、「目標達成率の高い支店の支店長はコミュニケーション能力が高い」結果が抽出されたことを紹介。さらに、支店におけるインタビュー調査から、業績をあげる組織のリーダーは、リーダーとしての明確なマインドを持ち、そのインターフェイスとしてコーチングスキルを使用していることが分かったことを説明しました。
■「リーダーシップ」=「コーチング」
講演後半は、組織における理想的な「コミュニケーション構造」を解説するとともに、「次世代リーダーの開発とは“影響力”を身につけること、すなわちコーチング・スキルを身につけることに他ならない」と締めくくりました。
参加者からは、「自社におけるコミュニケーションの状態をイメージしながら聴く事ができた」「育成の関心と意図の重要性について理解できた」という感想が寄せられました。



