本間 達哉
シニアエグゼクティブコーチ

| 経歴 | 上智大学文学部卒 児童相談所など公的相談機関のカウンセラーを経て、1988年よりコミュニケーションに関する研修講師を始める。コーチ・トゥエンティワンの設立と共に大阪支社長として関西方面でのコーチングの普及に努め、2001年、コーチAの設立により現職。コーチA内におけるコーチの教育も担当している。 |
|---|---|
| 実績 | 150人を越える企業のトップ層やマネージャーに対する1on1コーチ、100社以上に向けた集合型コーチ・トレーニングを実施。特にチームワークを活性化させるチームビルディング・プログラムや、企業内にコーチを育成し業績を向上させるプロジェクトに注力している。 |
| 資格 | 国際コーチ連盟マスター認定コーチ 財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ |
I am a coach because...
私はある会社の「社内コーチ養成トレーニング」を担当しています。その会社にはすでに100人以上の「コーポレイト・コーチ」たちが活躍しており、5年目を迎える今年の末にはさらに数十人のコーチたちが誕生します。
このプロジェクトを通して学んだ一番大きなことは、「私たち」(We)の関係の大切さです。
トレーニングする人とされる人、つまり私(I)とあなた(You)の関係で進めようとすると様々な対立や軋轢を生み出しやすいのですが、その立場の違いを超えて、「私たち」(We)のスタンスで両者が動き始めたときに大きな成果が生み出されることを実感しています。
それは「当たり前」と言われるかも知れません。また、自分たちのするレクチャーの中でも再三話していることでもあります。ところがいざ実践となると意外と難しいものです。
「なぜ、そんなことぐらいわからないんだ」
「もっといい人いなかったんだろうか?」
「その程度でコーチ面されても困る」
そんな思いは、毎回のプログラムの中で感じていたことでした。
彼らからも
「言っていることとやっていることが違う」
「そんな説明のしかたではわからない」
「現場の大変さをわかっていないくせに」
そういうメッセージが飛んできます。
しかし、5年のプロセスの中で、そういうことがいえる環境こそがお互いの刺激になって、プログラムも進化しているように思います。毎年新しいアイデアやツールが開発され、同じプログラムの繰り返しであったことは一度もありません。2年前からは、先にトレーングを終えたものが「メンター・コーチ」なって、プログラムのサポートをしていただけるようにもなりました。彼らが参加者からの質問に答えているときには、すでにコーチとして誇りやプライドが伝わってきて、なんともうれしい気持ちになります。
先日、あるメンター・コーチに言われました。
「本間さんも成長しましたね」
(うう・・・あなたに言われたくない!)一瞬そう言い返したくなりましたが、
同時に(社交辞令でもなんでもなく)「皆さんのおかげです」という気持ちでいっぱいになりました。
コーチとは馬車のこと。
「大切な人を、その人が望むところへ送り届ける」
私がいつも立ち戻る原点です。
そして、その仲間たちは、できるだけたくさんいた方がいい。
そう思いながら、この仕事をやっています。
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